バンコク⇔ラオス|プロペラ機に震えた往復フライト搭乗記

アジア

ラオスへの短距離フライトは、いろいろな意味で記憶に残るものになりました。

利用したのは、バンコク〜ルアンパバーンを結ぶプロペラ機(ATR72)の便です。運航はバンコク航空で、タイ航空とのコードシェア便でした。往路はTG7052便(10:40発〜12:50着)、復路はPG7053便(13:15発〜15:20着)でした。

正直に言うと、プロペラ機に乗るのは今回がはじめて。往復とも、心臓がぎゅっと縮むような体験になりました。

往路:バンコク→ルアンパバーン

「え、この飛行機で本当に飛ぶの?」

搭乗ゲートから機体を見た瞬間、思わず二度見しました。「ちょ、ちょっと待ってよ、なんだこのぼろいプロペラ機は」と。ジェット機に慣れていると、プロペラ機のコンパクトさと年季の入った見た目に、本気で身構えてしまいます。

機内に乗り込んでびっくり。めっちゃ狭い。めっちゃ小さい。離陸の瞬間はかなり緊張しました。「本当に人生最後の日かもしれない」と覚悟したくらい、恐怖心が強かったです。プロペラの音や振動がジェット機とはまったく違って、不穏な気持ちが募る。

搭乗している乗客は、6〜7割ほどが欧米人という印象。ルアンパバーンが世界遺産の街として欧米圏でよく知られている観光地なのだと、乗客の顔ぶれからも実感しました。

機内サービス|サンドイッチとビール

短時間のフライトながら、軽食サービスがありました。中身はマルチグレインのローステッドチキンチーズサンドイッチ。

味つけはふつうでしたが、大きめにカットされたチーズがしっかり主張していて、そこはおいしかったです。ドリンクのラインナップにはビールもあって、短距離のプロペラ機でもわりとしっかりしたサービスだなと感じました。

機内でアライバルカードを記入

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実は、出発前に、ラオスデジタル出入国フォーム(LDIF)のオンライン登録を出しておこうと何度か試してみたのですが、何度やってもうまくいかなかったんですよね。認証コードの画面で「Something went wrong, try again later!」というエラーが出てしまい、時間をおいて何度やり直してもうまく進まず。結局あきらめて、昔ながらの紙の出入国カードで提出でいいやと思っていたところでした。

そんな中、機内では、ラオス入国用のアライバルカード(出入国カード)が配布されました。飛行機の中で書いておいたおかげで、空港に着いてからの入国審査はとてもスムーズでした。短いフライトの間に済ませておくのがおすすめです。

ラオス入国の最新情報(参考:在ラオス日本国大使館
・2025年6月1日より、日本国籍の方は30日以内の観光・商用目的の滞在であればビザ免除。
・2025年9月1日からは、ワッタイ国際空港やルアンパバーン国際空港などでラオスデジタル出入国フォーム(LDIF)の事前登録が導入されました。ただし紙の出入国カードの提出も当面は引き続き可能とのことなので、オンライン登録がうまくいかない場合でも、機内で配られるカードに記入するスタイルでまだ対応できそうです。
※制度は変更される可能性があるため、渡航前に最新情報を確認することをおすすめします。

山あいの街へ着陸

ルアンパバーンは山あいの盆地に位置する街。おそるおそるのぞき込んだ窓の外には、山々が幾重にも連なる景色が広がっていました。

日差しがつき刺さる暑さの中、ラオスの地へ足を踏み入れる。生きて着陸できてよかった。

復路:ルアンパバーン→バンコク

出発は遅れ、到着は早着

帰りの便は、離陸が予定より10分ほど遅れました。ただ到着は逆に予定より10分ほど早くなっていてラッキーでした。

また来た、プロペラ機

帰りもプロペラ機でした。「また、これに乗るのか……」と、行きの恐怖がよみがえります。

機内食|ほうれん草クリームのロールパンとカップケーキ

帰りの機内食は箱に入って配られました。

中身は、ロールパンのような見た目の生地にほうれん草風味のクリームが挟まったパンと、カップケーキ(マフィン)が2個。

味はどれもまあまあというところでしたが、小腹を満たすにはちょうどいいボリュームでした。ドリンクとあわせて、短いフライトの合間の軽食としては十分な内容だったと思います。

近くの席にはビールをグビグビ飲んでる人もいました。

心臓がえぐれるかと思うほどの揺れ

離陸してしばらくすると、揺れがかなり激しくなりました。雨季ということもあり、空の気流が安定しません。心臓がえぐれるかと思うほどの揺れで、正直生きた心地がしませんでした。プロペラ機は機体が軽い分、気流の影響をもろに受けやすいのだと、身をもって実感した瞬間です。

雨季のプロペラ機フライトを終えて

バンコク〜ラオス間の短距離フライトは、行きも帰りもプロペラ機ならではの緊張感でいっぱいの搭乗記になりました。プロペラ機には、正直もう一生乗りたくないというのが本音です。

とはいえ、機内サービスや窓からの山の景色など、小さな機体だからこそ味わえる要素もありました。これからラオス方面へプロペラ機で向かう方は、雨季を避けるか、揺れる前提で心の準備をしておくことをおすすめします。

搭乗時期:2026年7月(雨季)。運航スケジュールや機材、入国手続きは変更される可能性があるため、最新情報は各航空会社・大使館の公式サイトでご確認ください。

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