【アテネ→サントリーニ島 日帰り旅行記】女ひとりで青いドームと夕日を追いかけた1日

ヨーロッパ

アテネからサントリーニ島に、日帰りで行ってきた。8月の真夏、ハイシーズン真っただ中。早朝から深夜近くまでのタイトなスケジュールだったけど、その日見たもの、感じたこと、すべてが忘れられない記憶になった。

サントリーニ島は日帰りでも十分たのしめる。ただ正直に言うと、8月は観光客がとにかく多くて、夕日が完全に沈むまで見届けたいなら1泊した方がいいと思う。そのわけも含めて、あの日のことをそのままつづってみる。

7:00 アテネ → サントリーニ島(国内線) 

前日はアテネの空港近くのホテルに泊まり、朝7時の国内線でサントリーニ島に向かった。利用したのはエーゲ航空。

アテネの国内線は驚くほどスムーズだった。前日にメールが届いてオンラインチェックインを済ませておけば、当日は荷物検査をしてそのまま搭乗ゲートへ行くだけでいい。ゲートの案内も搭乗時間が近づくとメールで届くので、電光掲示板に張り付かなくていいのも助かる。機内では水とお菓子が配られた。

所要時間は約50分。あっという間にサントリーニ島に到着した。

ティラ(Fira)の街を散策

空港に着いたら、ローカルバスに乗ってまずはティラへ向かう。サントリーニ島内でいちばん安い移動手段がバスだ。

バス乗り場は空港を出るとすぐある。ちょうど停まっていたバスの運転手に聞くとティラに行くとのことだったので、そのまま乗り込んだ。バスの係員が乗車中にお金を回収しに来るスタイルで、料金は€1.6、現金のみだった(2022年8月時点)。バス停にはQRコードがあって時刻表も確認できる。

バスに乗って5〜10分ほどで、あっさりティラに到着。

朝9時前だとまだ観光客も少なくて空いていてまわりやすい。崖の上に建っていて海を望めるGalini Cafeで朝ごはんを食べた。店内はわたし以外全員カップルで、ひとりで入るには場違い感がすごかったけど、テラスから眺める海の景色は最高だったのでよし。

イメロヴィグリ(imerovigli)

ティラから海を左手に見ながら歩いていくとイメロヴィグリに着く。高級ホテルとレストラン、カフェが立ち並ぶ落ち着いたエリアだ。

静かで、朝の空気のなかをゆっくり歩くのが気持ちよかった。

カロス岩ハイキング(skaros)

イメロヴィグリから人の流れにつられて海側に進んでいくと、スカロス岩にたどり着いた。

徒歩で登れるハイキングコースがあって、上に登ると島全体を見渡す絶景が広がる。遠くまでずっと続く青く広大なエーゲ海に、ただただ心がほどけていく。

岩の周りをぐるりと下っていくと、かわいらしい教会(Church Mother of Lord Theoskepasti)が現れる。上に登れるようになっていて、教会からの眺めもまた格別だった。階段が多くて上り下りもたくさんあったけど、行ってよかったと心から思う。

ティラ (Fira) に戻る

ティラの街をぶらりと散歩して、おみやげ屋さんでかわいい雑貨や洋服を見てまわった。白地に金色の装飾がほどこされたワンピースはサントリーニ島の風景によく合っていて、つい欲しくなってしまう。

おやつにギリシャヨーグルト。これがたまらなかった。濃厚でミルクの味が深くて、ピスタチオ+はちみつ+オリーブオイル+チーズという組み合わせが最高すぎる。ギリシャヨーグルトはこの日サントリーニ島で3回も食べてしまった。

ティラ (Fira)→ イア (Oia)へ

あの有名な青いドームの景色と夕日を追い求めて、イアへ出発。

空港からティラに来たときに着いたバス停に戻ると、ちょうどイア行きのバスが停まっていた。「イア!」と叫んでいる声がしたのでそのまま乗り込んだ。サントリーニ島のバスは係の人が行き先を叫んでいるから、意外とわかりやすい。

青いドーム

ついにあの有名な青いドームとご対面。念願かなって、うれしかった。

やはりここは大人気で写真待ちの列ができていた。でもそれも含めて、この場所の特別さを感じさせる光景だった。

イアはティラ以上に見どころ満載で、かわいい街並みに始終大興奮。青と白のコントラストが目を引く建物群は、どの角度から見ても絵になる美しさ。カフェやギャラリーをのぞきながら散策を楽しんだ。

夕日

18時ごろになると太陽の位置も下がってきて、続々と夕日に向けてみんなが準備をはじめる。

夕日が見える人気スポット「キャッスル跡」に行ってみると、すでにたくさんの人が集まっていた。夕日はだいたい20時20分ごろ。ガチ勢は夕方18時前にいい場所を確保して、みんなでお酒を飲みながら待つらしい。音楽がかかってロマンチックないい雰囲気がつくられていた。ひとりだと2時間半も待てないけど、みんなでわいわいしながらなら待てるかも。

ここでとても迷った。夕日は20時をすぎないと見られない。しかも夕日後は道が人であふれて身動きが取れなくなり、バス停にたどり着くだけでも時間がかかる。「22時の飛行機だったら夕日は諦めた方がいいよ。タクシーを使ったとしても渋滞がひどくて飛行機に乗り遅れる可能性がある」とティラで会った人から教えてもらっていた。

飛行機を逃すわけにもいかず、夕日は途中で見切りをつけてはやめに帰ることにした。

思ったとおり、夕日がもうすこしで沈みそうな時間帯、19時前後から道は激混みになった。ところどころ詰まって足を止めなければいけない場面もあった。はやめに動いておいて正解だった。

20:00 イアから空港へ

イアから空港への直通バスはないので、一度ティラのバス停に戻る。

20時すぎにバスが出発してしばらく走っていると——なんときれいなオレンジ色の夕日がバスの窓から見えた。

あきらめていた夕日がひょっこり現れたときの感動は忘れられない。これが海に沈むところをいつか大切な人と見たい、と心にちかった。

夕日はティラへの進行方向の左側に見えるので、夕日前に空港に向かう方は左側の窓側の席がおすすめ。

ティラのバス停に着くと、空港行きのバスを待つ乗客がバスターミナルにあふれていた。1台では乗りきれずもう1台出す始末。はやめに移動しておいて正解だった。なんとか空港にたどり着き、飛行機が出るまで約1時間前、少し余裕を持って到着できた。

帰りの飛行機では1時間もかからないフライトなのに、ペットボトルの水とチョコレートクッキーが配られた。

感想

広大なエーゲ海の青、白い建物のうつくしさ、そして夕日の感動。これらすべてが詰まった、忘れられない1日になった。

日帰りでも有名どころはまわれて十分満足だった。ただ8月のハイシーズンはとくに大混雑で道は詰まり、渋滞もすごい。夕日が完全に沈むのは20時以降なので、ゆっくりしたいなら1泊したほうがいいと思う。春や秋に行けば混雑も値段もだいぶ落ち着くので、時期を選べるなら検討したい。

それと、ロマンチックな場所なのでひとり旅だとちょっとさみしくなる。次回は大切な人と一緒に来たい。

ひとつ注意点として、サントリーニ島は日差しが突き刺さるように強くて、サングラスをしていてもまぶしいレベルだった。日焼け止め・サングラス・水は必須。観光地エリアの売店で買うと割高なので、事前に用意しておくのがおすすめ。

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