下鴨神社みたらし祭り+屋台食べ歩きで夏を満喫してきた

京都

京都・下鴨神社の「みたらし祭り」に行ってきました。この暑い夏にピッタリのお祭りで、真夏の京の風物詩らしくすてきな雰囲気でした。糺の森を歩いているだけでもリフレッシュできますし、昔ながらの屋台が並んでいて、夏らしさが味わえました!

みたらし祭りについて

みたらし祭りとは?

正式名称は「御手洗祭(みたらしまつり)」といい、無病息災や厄除けを祈願する神事として、下鴨神社で夏の土用の丑の頃に開催されます。数百年もの歴史があり、平安時代から続くと言われる伝統的な行事。祭りの中心となるのが「足つけ神事」。御手洗池に足を浸し、心身の穢れを洗い流すことで健康と幸せを祈ります。多くの人が、この体験の神秘的な力に魅了され毎年訪れるんだとか。

⛲ みたらし祭りのポイント

  • 境内の御手洗池(暑さでも20度以下の湧水)に、膝下まで素足で踏み入れ、手渡されたロウソクに火を灯し祈願します。これは「足つけ神事」とも呼ばれ、無病息災・疫病除け・安産などのご利益があるとされます。
  • 祈願後は「御神水」をいただき、身体の内側から清めることも。さらに、足形祈祷木に名前などを書いて健脚祈願を行うこともできます。
  • 現地には屋台や露店が並び、昼夜で趣が異なる演出・雰囲気を楽しめます。露店は開催初日7月19日から順次あり、19, 20, 21日および24〜27日頃に多く出店されます。

(参考:下鴨神社公式HP[https://www.shimogamo-jinja.or.jp/saiji/mitarashi])

会場へのアクセスと混雑状況

みたらし祭りは下鴨神社の境内、特に糺の森を中心に行われます。最寄り駅は京阪電車の「出町柳駅」で、駅から徒歩約10分ほど。

祭り期間中は特に週末の夜は大混雑。わたしが訪れたのは平日の夕方でしたが、それでも多くの参拝客と屋台でにぎわい、活気に満ちていました。混雑を避けたいなら早めの時間帯や平日がおすすめですが、夜の灯りのうつくしさはどうしても日没後なので、その時間帯を狙うなら混雑は覚悟の上で。


実際の様子

この神聖な池に入れるのは年に数回だけのチャンス。地元の家族連れ、カップル、友人同士、そして海外からの観光客までさまざまな人が集っていました。

祭りのメインイベント足つけ神事ですが、こんな感じで結構並んでいたので私は今回は体験せず。笑

御神水で体の中から清められます。暑さと湿気でやられそうな体に冷たい水が染みわたってほんとうに清められた気分になりました。

足腰の健康を祈願する「足形祈祷木」に名前を記入し、水で清めることができます。

かんむし封じの石も置いてありました。子どもたちがお気に入りの石を真剣に選んでいました。

いつもと違う場所にて御手洗川の水で浸すと吉兆がわかる水みくじもやっています。

屋台エリアを歩く — にぎわいと香りの中で食べ歩き

みたらし祭りの雰囲気を楽しんだ後は屋台エリアへ。参道沿いや糺の森に、色とりどりの屋台が並びます。甘い香り、焼き立ての食欲をそそるにおい、にぎやかなかけ声——お祭りの風情が一気に高まります。唐揚げやポテト、そして暑いのでラムネやかき氷が人気でした。

京都の屋台といえばおなじみの前田のベビーカステラ。

出町ふたばの豆餅も売っていました。そして史上最速購入に成功!いつも出町ふたばは大行列なので屋台ですぐに変えるのは大チャンス。

ビールとかわさぎの天ぷら。この天ぷら最高においしかったです。かき氷とかも良かったんですけどね、においにつられて気づいたら買っていました。

🗓 開催概要(2025年)

  • 開催期間:2025年7月18日(金)~7月27日(日)
  • 開催時間:9:00〜20:00(期間中、閉門時間が通常より延長されています)
  • 会場:京都市左京区・下鴨神社
  • 御灯明料:大人 500円、中学生以下 任意の志納(無料)
  • 下鴨神社公式HPhttps://www.shimogamo-jinja.or.jp/saiji/mitarashi

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