ドブロブニ(クロアチア)からサラエボ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)へバスで移動

世界一周

ドブロブニク観光を終えて、バスターミナルへやってきました。

今回、ドブロブニクからサラエボへはFlixBusフリックスバスで移動します。
料金は28ユーロ。
事前にアプリでチケットを取っていました。

フリックスバスは時間通りに来ないことで有名。定刻から30分、さらには1時間たっても来ず。
バスターミナルには、荷物預かり所の近くに室内で待つスペースが少しだけあります。
コンセントまわりは、よってたかってスマホの充電がされていました。

ドブロブニクのバスターミナルのトイレはいちいち5kn(クーナ)。
そして使えるのはコインのみで近くにあるキオスクもかたくなに両替をしてくれませんでした。

1時間半遅刻で現れたバス。
のこのこと遅れてきたのに謝罪とかいう概念がない。さすがフリックスバス。
遅れてきたバスに対してクレームつけたり怒鳴る人もおらず、むしろ拍手喝采。
「まあフリックスバスはいつも遅れるから」といった感じ。
日本だったら数分遅れただけでクレーム殺到なのに。

ちいさいリュックなのに荷物代2€取られる。
遅れたくせにと文句言いたくなる気持ちをおさえてバスに乗り込みました。

17:48 ようやくバス出発。あいかわらずアナウンスも何もなく発車しました。

発車して30分ほどで係の人がチケットを確認しに回って来ます。
フリックスバスのアプリで購入した場合はアプリのQRコードを見せるだけでOK。QRコードを読み取られ、乗車手続き完了です。

たまに印刷しろと言ってくるバスもあるのでヒヤヒヤしますが、今回は事前にバスターミナルのインフォメーション窓口で確認済みだったので安心です。

他にもBooking Confirumination( PDF形式)を提示しろと言われることもあるのですが、
QRコードの右下の3つのドットが集まったボタンを押せば簡単にPDFを発行できます。

18:50 クロアチアとボスニア・ヘルツェゴビナの国境へ到着。
時間の問題なのか、土曜なのにかなりすいていました。
今までいろんな国境を通ってきましたがその中でもいちばん空いているかも?

ん?サラエボの税関なし?
普通2つの国の税関を通りますが今回は1個だけ?共同なのか?
どういうことだろう?まあ見逃しただけか?

それにしてもとんでもない山道を通る。景色もよい。
標高がかなり高そうだし、スマホも圏外。

バスの隣に座った人はゴープロでずっと車窓の動画をまわしてる。
YouTubeにでもあげるのか、それともただ自然風景が大好きなのか。

21時15分ごろ モスタール(ボスニア・ヘルツェゴビナ)につきました。
ここで乗客の半分以上が降車。
ようやく10分ほど停車する機会にめぐりあい、ついにパンパンだった膀胱を解放できました。

23:45ごろ、ついにサラエボ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)へ到着。

遅い時間なのでおそるおそる、だけど強気な態度でホテルまでのタクシーを捕まえました。
いいタクシー運転手に出会いました。
オールドタウンでホテルも経営してるらしい彼は街のこともいろいろ教えてくれました。
バス停からホテルまで料金は120Kn(クーナ)。
現金ないと言ったらクロアチアマネーでもいいと言ってくれ、高いか安いかわからないものの、場所は結構離れていたし、行き先と値段を確認してから連れて行ってくれほっとしました。

それから「日本はいい国だ、今も昔もたくさん助けてもらった」と感謝され、私にとってはあまりなじみのないボスニア・ヘルツェゴビナになんだか親しみを感じるように。

思えば東欧のいろいろなところで日本製品を見かけたなあと。
ドゥブロブニクとサラエボの国境の税関に置かれた室外機は三菱電機だったし
北マケドニアのホテルの電気コンセントはパナソニックだったし、
ここ、サラエボのホテルの部屋の電話もパナソニック
フロントのパソコンのメールのやり取りを見ていたら日本企業からのメールが何件も届いているのを見かけておどろいたこともありました。

知らなかったですが、日本のメーカーは東欧でも活躍しているようです。

タイトルとURLをコピーしました