スコピエから少し足をのばして、コソボの首都プリシュティナへ行ってみました。バスで片道2時間ほど、意外と簡単に行けてしまいます。今回は移動方法、国境越え、現地でのおすすめスポットを紹介していきます。
スコピエからプリシュティナへのバス移動
バスターミナルでチケットを購入
スコピエの長距離バスターミナル(Skopje Bus Station)からプリシュティナ行きのバスが、1日に複数本出ています。バスターミナルの窓口で「プリシュティナへ行きたい」と言ったらチケットが買えます。私は出発の前の日に窓口で買いました。
バスでプリシュティナへ移動
バスに乗る前にバスターミナルにはいくつか売店があるのでそこで朝ごはん用にコーヒーとお菓子を購入。売店でクレジットカードは使えず、現金のみでした。
ちなみにスコピエのバスターミナルにある換金所で日本円を出したら断られました笑
ユーロ持っておいてよかったです◎ 東欧のマニアックな国を周遊するときはあらかじめユーロ持っておくべきですね。
私は朝8:00発のバスに乗車。30分前にはバスが来ており、早くに乗り込めました。座席は自由席。
20席ほどの小さめのバンが満席のパンパン状態。席がない人までいます。あさ8時出発のバスですが、7時51分には出発。はやめに着いておいてよかったです。
バスは想像通り古めの汚め。バスは田舎道の途中で停車して、どんどん人が乗ってくるので、しまいには乗車を断られる人まで。
スムーズに国境越え
バスの移動中、名前とパスポートナンバー記入するボードがまわってくるので書き込みます。

30〜40分ほど走るともう北マケドニアとコソボの国境へ到着。国境では一度バスを降りてパスポートを提示します。マケドニアとコソボの国境のお姉さんがにっこり笑顔で迎えてくれました。「日本人?珍しいわね?」って、それから何か盛り上がって「チャオー!」って言われその場を後に。マケドニア語の「Чао (Čao) 」(チャオ)の意味は「さようなら」とか「またね」らしい。イタリア語とかスペイン語みたいですね。
出国時、マケドニアのカスタムコントロールではスタンプ押されなかったけど、入国時、コソボのカスタムコントロールでは押されました。東欧のバスでの国境越えあるあるですが、スタンプ押されるときと押されないときの違いがよくわからず。まあ問題なく出入国できるので問題はないんですが。
プリシュティナのバスターミナル到着
スコピエ出発から2時間で、プリシュティナのバスターミナルに到着!あっという間でした。
バスから降り、帰りのチケットをあらかじめ買っておこうとバスターミナルのインフォメーションに聞いてみると、なんと、英語が話せるスタッフがだれもおらず。バスターミナルで居合わせたアメリカ人もコミュニケーションが取れずに困っていました。その後英語話せる現地の若者が助けてくれたのですが、その日はもう15時発のバスしかないというのでそのチケットを買うことにしました。
しかも、ネットワークがつながらず。その時、私は世界200カ国ほどのネットワークが使えるSIMを使っていて、しばらく入れ替えずにどこの国もスイスイ行けていたので大丈夫かと油断していたのですが、圏外の表示が出ていてどうやら対象外だったようです…確認しておくべきだったと反省…。
バスターミナルのフリーWi-Fiも何度トライしてもつながらず。
気を取りなおして紙の観光MAPでも手に入れようと、もう一度インフォメーションカウンターのおばさんにお願いしてみるも、発音しても書いても「MAP」という単語すら伝わらず。しかたないのでテキトウにぶらりとまち歩きをすることに。一応事前にマップをダウンロードしていたので名所の位置はなんとなくわかったのが救いでした。
本格的なネットなし人間となり、逆になんだかちょっとワクワクしてきました。
プリシュティナのまわり方
プリシュティナバスステーションから市内中心に歩いて移動していきました。滞在時間が短かったのでサクサクとまわりました。
ビル・クリントン像

コソボ紛争時に支援をしたアメリカの元大統領ビル・クリントンの銅像。バスターミナルから市内中心部に歩いている途中にふと現れました。
マザー・テレサ大聖堂

コソボ出身のマザー・テレサを記念した大聖堂で、白と青のうつくしい建築が特徴。

エレベーターで塔に登ればプリシュティナの街なみを一望できます。建設中の建物が多く、上から見ると思っていたより発展している様子が見れておもしろかったです。チケットは10ユーロでした。
コソボ国立大学図書館


なんだか奇妙なデザインの公共図書館。外観も内観もユニークなので本を読まなくてもアートとして楽しめます。
Christ the Saviour – Serbian Orthodox Cathedral

コソボ戦争により未完成のまま残されたセルビア正教会。放置され廃墟となっています。内部には入れませんが、なんだかここだけ時が止まっているかのようで、歴史を感じさせられる場所でした。
「NEWBORN」モニュメント
コソボ独立を記念して作られた「NEWBORN」モニュメント。カラフルなデザインの大きな文字が印象的。コソボ観光に来たらここで記念に写真を撮っていく人が多いようです。
Sheshi “Skënderbeu”, Prishtinë

プリシュティナの中心広場で、スカンデルベクの銅像がシンボル的存在。地元の人々や観光客が集まるスポットで、人々でにぎわっています。
Mother Theresa Square Sheshi Nëna Tereze

プリシュティナのもう一つの主要広場で、マザー・テレサにちなんで名付けられています。周囲にはショップやカフェが並び、まち歩きを楽しむのに最適なエリアです。
オールドバザール

雰囲気がガラリと変わるオールドバザール。中東やトルコっぽい感じでした。ここでは新鮮な食材、伝統的な工芸品が売られていました。歩きながらローカルの活気を感じられる魅力的なエリアです。
The Great Mosque

プリシュティナで最も有名なイスラム教のモスクで、おごそかでうつくしいデザインの建物でした。まわりには庭園もありにぎわっていました。
遅めのランチ

バスターミナルへの帰り道に通りかかったレストランにてランチを食べました。
スコピエへの帰り方
帰りのバスは20分遅れて出発。このバスも満席のぎゅうぎゅう詰めで座れない人も何人かいました。人が多すぎて入りきらずもう一台出すらしい。あらかじめチケットを買っておいたのでスムーズでしたし、出発のおよそ30分前についておいて正解でした。
バスは空調があまり効いておらず暑い…座っているだけで汗だくになりました。
スコピエからプリシュティナは気軽に行ける!
スコピエからプリシュティナへの日帰り旅行は、移動時間が短く、国境越えもスムーズなのでとても気軽に楽しめました。
街なかの落書きには反セルビアの発言がかかれていてセルビアとコソボの仲の悪さが感じられたり、エリアによってはモスクがあり中東ぽい雰囲気の場所があったりと東欧ならではの複合した文化をみることができおもしろかったです。
コソボは目があうとほほえんでくれる人や「How are you」と気さくに声をかけてくれる人が多く、フレンドリーな国民性を感じました。今度は泊まってゆっくりしたいです。