この記事でわかること
- アテネからサントリーニ島への行き方(飛行機 vs フェリー)
- 日帰り vs 1泊の正直な比較
- 島内移動の方法と費用
- 実際にかかった費用の内訳
世界一周の途中、できるだけ費用を抑えながら旅をしていた私がアテネを拠点に日帰りでサントリーニ島を訪れた。時期は8月、真夏のハイシーズン真っただ中。早朝から深夜まで動きまわったタイトなスケジュールだったけど、有名どころをほぼ全部まわることができた。実際にどうやって動いたかを詳しく書いていく。
なお、この記事の費用や混雑情報は8月のハイシーズンをもとにしている。 春や秋のオフシーズンであれば航空券・宿ともに値段は下がり、混雑も格段に少ない。時期によって状況はかなり変わるので参考程度に。
旅行記はこちら: 日帰りでアテネからサントリーニ島に行ってきた【女子ひとり旅】
アテネからサントリーニ島への行き方
アテネからサントリーニ島へ向かう方法は大きく2つ。飛行機かフェリーかで迷う人が多い。
飛行機(国内線)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所要時間 | 約50分 |
| 費用 | €30〜€100前後(時期・予約タイミングによる) |
| 主な航空会社 | エーゲ航空(Olympic Air含む)、Ryanair |
| 出発空港 | アテネ国際空港(エルニコス) |
私が利用したのはエーゲ航空の国内線。前日にメールでオンラインチェックインを済ませておけば、当日は荷物検査をしてそのまま搭乗ゲートへ行くだけでスムーズだった。ゲート情報も搭乗時間が近づくとメールで届くので電光掲示板に張り付かなくていい。飛行機のなかでは水とお菓子が配られた。
早めに予約すれば€30台で取れることもある。時期が近くなるほど値段が上がるので、日程が決まったら即予約が鉄則。
フェリー
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所要時間 | 高速フェリー:約5時間/通常フェリー:約8〜9時間 |
| 費用 | 高速フェリー:€50〜€80前後/通常:€30〜€50前後 |
| 出発場所 | ピレウス港(アテネ市内から地下鉄でアクセス可) |
| 主な会社 | SeaJets、Hellenic Seaways など |
フェリーは時間がかかるが、エーゲ海の景色を楽しみながら移動できるのが魅力だ。デッキから島々を眺めながら過ごす時間は飛行機では味わえない体験で、時間に余裕があるなら選択肢に入れてみてほしい。
どちらがいい?
| 飛行機 | フェリー | |
|---|---|---|
| 時間 | ◎ 約50分 | △ 5〜9時間 |
| 費用 | ○ 早期予約なら安い | ○ 通常フェリーは安め |
| 旅の体験 | △ | ◎ エーゲ海を楽しめる |
日帰りを考えているなら飛行機一択。1泊以上するなら、行きをフェリー・帰りを飛行機にするのもいい。
日帰り vs 1泊、どちらがいい?
正直に書く。
夕日が見たいなら絶対に1泊したほうがいい。
サントリーニ島の夕日は20時すぎにならないと沈まない。日帰りで同日の飛行機を取っていると、夕日が沈むところを最後まで見届けることができない可能性が高い。夕日が近づくにつれて道は人であふれ、バス停もタクシーも大混雑。8月のハイシーズンはとくにひどく、飛行機の時間が迫るなかで焦るのはつらい。
私はそれで夕日の途中で泣く泣くその場を離れた。帰りのバスの窓からオレンジ色の夕日がひょっこり見えたときの気持ちは複雑だった。うれしいようなもどかしいような。
日帰りで行くなら
- 朝一番の便で出発
- 帰りは22時以降の便を取る
- それでも夕日は「途中まで」になる覚悟をしておく
1泊以上するなら
- 夕日を最後まで見られる
- 夜のイアも静かでうつくしい
- 翌朝の早い時間帯は観光客が少なくて狙い目
宿はアテネに取るのがおすすめ
日帰りにするなら、宿はアテネに取って島は日帰りするのがコストを抑えやすい。アテネ市内には€18〜€24前後のドミトリーホステルが多く、サントリーニ島と比べてずっと宿代を抑えやすい。
私はアテネの空港近くのホテルに泊まり、翌朝早い便でサントリーニ島に向かった。空港近くなら移動がスムーズで、早朝便でも余裕を持って出発できる。
島内の移動方法と費用
島内を移動するいちばん手軽な方法は**ローカルバス(KTEL)**だ。
バスの乗り方
- 空港を出るとすぐバス乗り場がある
- 行き先を係員に確認して乗り込む(「ティラ!」と叫んでいることが多い)
- 乗車中に集金係が回ってくるので、その人に支払う
- 支払いは現金のみ(2022年時点)
- バス停にQRコードがあり、時刻表が確認できる
バス料金の目安
| 区間 | 料金 |
|---|---|
| 空港 → ティラ | €1.6 |
| ティラ → イア | €1.8 |
バスの注意点
夕日の時間帯を過ぎると、イアから出るバスは激混みになる。バス停に人があふれ、1台では乗りきれないことも。夕日後に移動する場合は時間に余裕をもっておくこと。タクシーは夕日後の渋滞がひどく、飛行機に乗り遅れるリスクもある。
実際にかかった費用(日帰りの場合)
以下は8月ハイシーズンの実績値。オフシーズンは航空券が€30を下回ることもある。
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| アテネ → サントリーニ島(飛行機) | €35前後(早期予約) |
| サントリーニ島 → アテネ(飛行機) | €40前後 |
| 空港 → ティラ(バス) | €1.6 |
| ティラ → イア(バス) | €1.8 |
| イア → ティラ(バス) | €1.8 |
| ティラ → 空港(バス) | €1.6 |
| 朝ごはん(カフェ) | €10〜€15前後 |
| ギリシャヨーグルト×3回 | €10前後 |
| 合計(目安) | €100〜€110前後 |
宿泊を加えるならこれに島内の宿代がプラスされる。
まわり方のモデルコース(日帰り)
7:00 アテネ出発(国内線)
7:50 サントリーニ空港着
8:00 バスでティラへ(約10分)
8:30 ティラ散策・朝ごはん
10:00 ティラ → イメロヴィグリへ徒歩移動
11:00 スカロス岩ハイキング
13:00 ティラに戻る・昼ごはん
15:00 バスでイアへ
15:30 青いドーム・街歩き
18:00 キャッスル跡で夕日待ち
19:00 夕日が沈みきる前にバス停へ(混雑する前に動く)
20:00 ティラ経由で空港へ
22:00 アテネへ出発
夕日を最後まで見たい場合は22時以降の便を取るか、1泊するか。どちらかを選ぶ必要がある。
おわりに
ひとつだけ後悔があるとすれば、夕日を最後まで見られなかったこと。いつかまた大切な人と来て、あの夕日が完全に海に沈むところを見届けたい。
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