愛宕山から水尾へ下山して「つじの家」でゆず風呂&鶏の水炊き|山歩き×里山ごはんの最強セット日帰り旅

京都

愛宕山は京都市内からアクセスしやすく、初心者から中級者まで楽しめる登山道が整備された山。一方、水尾は柚子の里として知られ、静かな集落の中で、柚子風呂や鍋料理といった身体を芯から温める時間を過ごせる場所。

今回は、愛宕山に登って、そのまま水尾方面へ下山し、里山にたたずむ「つじの家」でゆず風呂と鶏の水炊きを味わう――そんなごほうび付きの日帰り旅を楽しんできました。

「ただ山に登るだけじゃ物足りない」
「下山後に絶対身体を癒したい」
「水尾でゆっくりしたい」

そんな方におすすめな「登って、下って、のんびり、あたたまるコース」をご紹介していきます。

今回のモデルコース概要

今回実際に歩いたルートは以下の通りです。

・清滝から愛宕山へ登山
・愛宕神社参拝
・水尾方面へ下山
・水尾の「つじの家」で柚子風呂
・鳥の水炊きで締める

清滝から愛宕山へ|定番ルートで登山スタート

清滝登山口までのアクセス

清滝川

愛宕山登山の定番スタート地点が清滝です。私は嵐山からバスでいきました。清滝に着くと、鳥のさえずりと、川のせせらぎ、ひんやりした風の匂いを感じ、一気に山に来た気分になります。

登山口

清滝川を横目に登山口に向かいます。登山口の目印は鳥居です。登山者向けの案内も整っていて分かりやすいです。

表参道コースの歩きやすさと注意点

清滝から愛宕山頂までは、いわゆる表参道コース。
石段が続くことで有名ですが、道自体はとてもよく整備されています。

ただ、段差は均一ではなく、思った以上に長い。単調に続く石段の積み重ねに体力を削られます。

登山中の雰囲気

途中に小さな休憩ポイントや茶屋跡があり、歴史ある参道を歩いている実感があります。

ところどころ見える山あいからの景色に癒やされます。

登山道には「40分の〇〇」と自分がいまどのあたりにいるのか進捗を示してくれる案内があって助かります。

神社の境内に入って、「山頂についた!」と思ったら、

さらに階段地獄が待ち受けていました。

愛宕神社に到着|京都を見守る山の上の聖地

山頂の空気感と達成感

愛宕神社に到着!長い石段を登りきったあとだからこそ、境内に立った瞬間の達成感は格別。

参拝と休憩ポイント

境内は広く、参拝後はしばらく休憩。おにぎりを食べて、水尾方面への下山に備えます。

休憩所の暖炉がとてもありがたい。12月とはいえ、登りの階段でかなり汗をかきました。山頂は気温が低く、かいた汗がぐんと一気に冷えて寒かったので、温まることができて本当に助かりました。

水尾方面へ下山|登りとは違う緊張感

しっかりあたためた体で途中まで来た道を戻っていき、今度は水尾方面へ。ここからが旅の第二の楽しみ、柚子の里へ向かっていきます。

水尾ルートの特徴

愛宕山から水尾方面への下山は、清滝ルートとは雰囲気が大きく変わります。
まず、人がだれもいない。道は細く、場所によっては急な坂道がつづくので油断は禁物。

坂道が落ち葉に埋め尽くされているので、すべって転びそうになることもありました。

水尾に到着|時間がゆっくり流れる柚子の里

清滝ルートの登山口

急な坂道をぬけて、ようやく清滝ルートの登山口につきました!

山をくだりきると、ひらけた場所に水尾の集落が現れます。静かでおちついた場所。

ゆずの里というだけあってそこら中に柚子の木があります。かわいらしくて、おいしそうなので、思わずもぎ取ってしまいたくなる。

つじの家へ|水尾を代表する柚子風呂と鳥料理

水尾の里にあるつじの家さんへおじゃましました。お食事処というより昔ながらの古民家という感じで、はじめて訪れてもどこか懐かしさを感じます。扉をあけるとおかみさんがあたたかく迎えいれてくれます。

個室に案内され、ゆずのお菓子とゆず湯でひと息。ゆずの香りとゆずの甘さにほっとします。

ゆず風呂で、身体も、心も、とろける体験

ひと息ついたところで、ゆず風呂に案内されます。

お湯につかると、ふくらはぎの筋肉痛や膝の疲れ、冷えで固まっていた身体がとろりと溶けて行く感覚――じんわりとあたためられ、ほぐされ、熱が体がに染み込んでとろけていくあの感じ。そこに湯気と一緒に広がるゆずの香り。もうなんとも極上の気分。心からしあわせな時間でした。

そして何よりうれしいのが、筋肉痛にならない。すぐにお湯でほぐしたこともあり久しぶりの運動にもかかわらず翌日以降もすっかり元気でした。

鶏水炊き — 山歩き後の最高のごちそう

ゆず風呂であたたまって部屋に戻ると、ちょうどお鍋がぐつぐつ。
鶏の水炊きが用意されていました。

大きな土鍋、白濁したスープ。湯気とともに、鶏のうまみが鼻をくすぐります。ひと口すすれば、もう、身体がふわっと温まる。鶏肉はプリッと歯ごたえがあって、噛むたびにジュワッと旨みがあふれる。豆腐に白菜、ネギ、きのこ、どの野菜もスープを吸って、甘みがしみ出てきます。
そして、そこにゆずをギュッとしぼってかけると、これもまた、たまらない。

帰りは保津峡駅から

つじの家では12時過ぎに着いてから15時くらいまでゆっくりと時間を過ごしました。帰り道はつじの家のスタッフさんが車で水尾の里から保津峡駅まで送ってくれました。かなり距離があるのでとても助かりました。

まとめ|登って、下って、温まる。記憶に残る一日

歩くこと・感じること・癒されること・味わうこと、すべてが堪能でき、贅沢な京都の日帰り旅になりました。登山の達成感、水尾の静けさ、柚子風呂の香り、鳥鍋の温かさ、どれか一つ欠けても、この満足感は生まれなかったと思います。

皆さんも愛宕山に登る際に、ぜひ水尾まで足を伸ばしてみてください。
きっと、新しい京都の魅力に出会えるはずです。

タイトルとURLをコピーしました