京都の中心部にありながら、これまでどこか通過点の印象が強かった烏丸線・五条駅。でも最近、この五条エリアがじわじわとおもしろくなってきています。
白を基調とした洗練カフェ、地元に根付いた個人店、銭湯カルチャー、感度の高い雑貨屋、そして酒好きにはたまらない名酒店。派手ではないけれど、「今の京都らしさ」がぎゅっと詰まったエリアです。観光地すぎないちょうどいい京都が楽しめる。
今回は、五条駅周辺が今アツイ理由とともに、実際に歩いて楽しいおすすめスポットを紹介します。
なぜ今、五条駅周辺が注目されているのか
五条の魅力は、
・四条・河原町ほど人が多くない
・観光地と住宅地のバランスが良い
・個性派の新店が自然に溶け込んでいる
という点にあります。
観光客向けに作られた街、というよりも
「京都の日常に、少しセンスのいいお店が増えてきた」
そんな印象。
カフェ巡りも、買いものも、銭湯も、すべて徒歩圏内で完結するのも五条ならではです。
名前も雰囲気も気になる、個性派ごはん
九時五時



ユニークな名前が印象的な「九時五時」。
一度聞いたら忘れられない店名ですが、実際の雰囲気も温かく、とにかく食事の満足度が高い。
ワインに良くあうお料理がたくさん。盛り付けもうつくしく、どのお料理もおいしい。お店の入口に「お酒飲まない方はお断りします」と注意書きがありますが、実際に食べてみて納得。お酒とあわせるのがベストなのです。
this is ormary store


パンとお酒の新しい楽しみ方を提案する一軒
店内では、バゲットやカンパーニュなどのハード系パンを中心に、パテや豚ハムといったパンに合うアテが並び、ワインやビール、ハイボールと一緒に楽しむ「パン飲み」スタイル。
ハードパンもワインもどちらも大好きな私にはたまらない場所でした。
五条といえば外せない、象徴的カフェ
Walden Woods Kyoto


白の世界に浸る、五条のランドマーク的存在
五条エリアを語るうえで欠かせないのが、Walden Woods Kyoto。
白一色のミニマルな空間は、はじめて訪れても印象に強く残ります。
コーヒーはスペシャルティ中心で香り高くおいしいです。ゆったりとした時間が流れる2階でコーヒーと空間を同時に楽しめます。
散歩の途中に寄りたい、ローカル感ある一杯
KAEru coffee
気どらず立ち寄れる、街のコーヒースタンド KAEru coffee。
地元に愛されるカフェで散歩の合間や作業前に一杯という気軽さが魅力。
小さなスペースで、ほっと息をつきたいときに立ち寄りたい落ちつく場所です。
五条カルチャーを語るなら、ここは外せない
梅湯

銭湯を超えた、街のカルチャースポット
五条エリアがアツいと言われる背景には、梅湯の存在があります。
昭和レトロな銭湯をベースに、イベントや企画を通して新しい価値を生み出してきた場所。地元の人、若者、旅人、いろんな人が自然に混ざる空間は、五条の空気そのものです。きっとサウナカルチャーが好きな人は熱狂することまちがいなし。曜日によっては入場制限をしていることがあるくらい大人気です。
レトロでかわいい雰囲気、質のよいサウナ、そして清潔。私も大好きな場所です。
感度の高い人が集まるショップ
利口. / ricow

五条には、大きな看板を出さずとも存在感のあるお店があります。
利口. / ricow もそのひとつ。道行くひとも通りがかると興味津々に店内をのぞきます。
センスのよいこだわりのセレクトアイテムが並ぶこじんまりとした空間。店主は納豆好きらしく納豆に関わるオリジナルグッズが並んでいます。
お酒好きなら必ず立ち寄りたい一軒
タキモト 名酒館・葡萄館


五条で出会う、日本酒とワインの奥深さ
最後に紹介したいのが、タキモト 名酒館・葡萄館。
京都の地酒から全国の銘酒、ワインまで揃う名店です。
観光のおみやげ探しにも、贈り物にも、自分用にもおすすめ。
知識豊富なスタッフがいて、ときどき試飲イベントもやっています。
まとめ:五条は、派手じゃないからこそおもしろい
烏丸線・五条駅周辺は、「わざわざ行く観光地」ではなく「歩いているうちに好きになる街」。今回紹介した場所を巡るだけでも、五条の今がよく見えてきます。
今度はぜひ少しだけルートをずらして、五条で途中下車してみませんか?
“今アツイ京都”は、案外このあたりにあります。


