ティラナからコトルへ移動したときのことを紹介していきます。主な移動手段はバス。ただバスの本数は少ないので、時間に制約のある人はあらかじめ窓口で時刻を確かめておくのがおすすめです。
バスチケット購入場所
バスターミナルの窓口でコトルへの直通バスはないか聞いてまわりましたが、この日はコトル行きの直通バスはなく、まずモンテネグロの首都、ポドゴリツァにいき、そこからコトル行きのバスにのるしかないようです。

バスターミナルにいたおじさんに教えてもらったDRITA travel&tourという会社でポドゴリツァ行きのバスチケットを買うことに。チケットは€15。安いのか高いのか分からないものの、今日行けるチケットはここでしか買えないのでそのまま購入。時刻は13:30ですが、本日のバスは18時出発のものしかないそう。まあ仕方がない。

チケットを買えたのはいいが荷物を持ったままどうやって5時間も時間をつぶそうかと迷っていたところ、さっきのバスターミナルのおじさんがアルバニア語で必死に何か話しかけてきたのでとりあえずついていく。出発は18時だろ?と確認され、そうだと答えるとチケットを買った場所であるDRITA travel&tourの窓口に連れて行かれ、おじさんが代わりに荷物を置かせて欲しいとお願いしてくれました。時間まで荷物をあづかってくれるようです。
荷物を置いたあと、今度は別のおじさんが、あの高い建物見るかい?と指をさし、あそこのショッピングセンターで時間をつぶせると教えてくれました。
やさしい人たちに助けられまくりであたたかい気持ちになりました。
出発時間まで時間つぶし
教えてもらったショッピングセンターの店舗数は少なめで、Lc Waikiki や1.5€ショップが入っていました。バスターミナル近くのカフェでのんびりしながら今夜のポドゴリツァの宿を予約。

それでも時間が余ったので、まちの中心部まで移動して再びスカンデルベグ広場へ。

広場でトルコデザートの露店が出ていたのでバクラヴァ を食べました。
バス出発
バス乗り場はチケットを買ったDRITA travel&tourの窓口の前。30分ほど前に着くと、ポドゴリツァ行きのバスに乗る人が何人か集まっていました。

5分ほど前にようやくドライバーが現れ、ようやくバスに乗り込みました。
ここでおどろいたのが、荷物をあづけるのにお金を取られることです。私のバックパックは飛行機でも余裕で持ち込みOKなサイズなので、交渉してみましたが完全に拒否されました。荷物代2€でした。
乗客のうちの1人も運転手と大ケンカしていました笑
ティラナ→ポドゴリツァのバス移動

なんやかんやで15分遅れてバスが出発。
バスの中はいつもどおり汚めですが、大型バスで座席も3分の1ほどしか埋まっていないので快適でした。
しばらく田舎道はスムーズに進みましたが、途中で渋滞に巻き込まれ、のこのこと進むバス。ホステルのチェックイン時間に間に合うか不安になり始めました。この日のホステルは時間をすぎると受け付けないと注意書きがあり、あやうく宿がなくなるリスクがあったので。
1時間遅れの20:50ごろ、ショコダルで停車。ショコダルでは結構人が乗ってきてバス内もほぼ満席になりました。
23:30頃ようやくポドゴリツァのバスターミナルへ到着しました。今夜はポドゴリツァに1泊。
ポドゴリツァ→コトル


再びバスターミナルへ。コトル行きのバスチケットは7€。窓口で簡単に買えました。

コトル行きのバスは午前中に関してはおおむね20分に1回ほど出ていました。
9時38分、定刻通りバス出発。
小さいバスですが新しいしきれいだし空調も自分でスムーズに調整できてかなり快適でした。席はほぼ満席。
途中、ブドヴァで乗客のほとんどが降りました。車窓から見るブドヴァのまちはなかなかすてきでした。水着の人多くビーチ目的の人がたくさんいました。

コトルまでの道中の景色もなかなかいい感じでした。

ついにコトル到着!ひさしぶりに整備されたバスターミナルに来ました。バスターミナルからコトル旧市街はすこし遠いですが全然歩いていける距離です。
追記:ティラナからコトル直通バス
私が実際に行った2022年8月10日は直行バスがありませんでしたが、調べたところ、直行バスも存在するようです。なかでもヨーロッパ中で普及しているFlix Busも出ていそうなので、直で行きたい方はチェックしてみてください。(Flix busのページはこちら)