海外40カ国以上旅した私が海外でネットを使う方法としてダントツでおすすめしたいeSIMについてご紹介していきます。
はじめに
海外でネットを使うには海外ローミング、SIMカード、eSIM、Wi-Fiレンタルなどいろいろ手段はありますが、一番ラクなのは海外ローミングです。海外ローミングだと日本の通信会社を介して現地の回線を使うので、Wi-Fiにつないだり、SIMの設定をしなくてもいつも通りスマホを使えます。ネット利用料も普段利用している通信事業者から請求されます。ただ海外ローミングの24時間あたりの利用料金は1,000円前後と高額。1週間ほどの旅行となるとかなり費用がかさみます。
ahamoや楽天モバイルだと追加料金なしで海外ローミングが使えるので、海外にいく頻度が多い方はahamoや楽天モバイルに乗り換えてしまうのがおすすめ。ahamoは海外91の国・地域で月30GBのプランに追加料金なしデータ通信が利用でき、楽天モバイルは海外76の国と地域でデータ通信が2GBまで無料です。
ただ、通信会社を乗り換えたくない方や海外旅行にそんなに頻繁に行かない方、渡航まで時間がない方にとって、一番オトクでラクな通信手段はeSIMです。今回は、コスパよくストレスフリーに使えるeSIMについて解説していきます。
eSIMとは?
eSIMは、物理的なSIMカードと違って、デバイスに組み込まれたSIMのことを指します。SIMカードの交換や取り外しをしなくても、旅行先でもスムーズにネットに接続できるようになります。
eSIMの魅力
- SIMカード入れ替えのストレスなし: SIMカードの取り替えが不要。そして「取り替えたSIMカードをなくさないように保管しなきゃ」なんて考える心配もなくなります。
- レンタル手続き不要: 配送や空港受取などWi-Fi端末のレンタルにかかる面倒な手続きもなし。
- 現地でのSIMカード購入不要: 日本国内でアプリからeSIMを購入・インストールしておけば、あとは現地到着後、スマホの設定画面からSIMを切り替えるだけ。複雑な手続きはなし!
eSIM対応スマートフォンのタイプ
主な対応機種は、iPhone(iPhone XS以降)、Google Pixelシリーズ、Samsung Galaxyシリーズ、そして一部の新しいモデルのAndroidスマートフォンなど。おそらく日本で主流のスマートフォンのほとんどはeSIMに対応していますが、購入前に、自分のスマートフォンがeSIMに対応しているか確認しておくと安心です。
eSIMの使い方
- スマートフォンの対応確認:利用する前に、自分のスマートフォンがeSIMに対応しているか確認しましょう。
- アプリからeSIMを購入・インストール:事前に日本国内で、好みの通信プランをアプリから選び、eSIMを購入・インストールしておきます。
- 現地到着後、設定画面で切り替え: 現地に到着したら、スマートフォンの設定画面でeSIMに切り替えるだけ。すぐに現地のネットに接続できます。
おすすめのeSIMをご紹介
私が短期旅行に行くときに使っているのは、Airaloです。アプリで簡単に設定できます。7日間で5ドルくらいで使えてしまいます。
長期で複数の国に行くときに使っているのはflexiroam(フレキシローム)です。公式サイトで買いました。Airaloに比べるとアプリが少し使いづらく、料金も少し高めなのですが、このアプリの良いところは、現地での設定がラクなところ。Airaloだと複数国に行く場合に、それぞれの国用に買ったデータいちいちインストールしなくてはいけないのですが、flexiroamだとiPhoneの設定でflexiroamを主回線として設定しておけば、アプリ上でアクティベートするだけで、次の国に移動したときに簡単にその国の通信に接続できます。
まとめ
eSim対応スマホだったら設定でsimを切り替えるだけでOK!ドキドキしながらSIMカード入れ替える必要なし!空港でレンタルWi-Fiを借りる必要もなし!あらかじめアプリからeSimを購入・インストールし、現地に着いたら設定画面で切り替えるだけです。面倒くさい手続き無しでとっても簡単なeSIM。皆さんもぜひ簡単で便利なeSIMでネット接続のストレスを軽減し、海外旅行をより楽しいものにしましょう!


