半年後に海外赴任が決まり、リーズナブルでビジネス英語に強い英会話スクールを探し中。今回、「無料体験OK」「ビジネス英語対応」などの条件で探した中で見つけた、ECC外語学院 京都駅前校の無料体験に行ってみることにしました。
ECC外語学院とは?

ECCというと子供〜学生向けの印象を持っていましたが、実際には、社会人・ビジネスパーソン向けのカリキュラムも充実しており、海外赴任やTOEICスコアアップなどの需要にも対応していました。
ECCの大きな特徴は「日本人講師+ネイティブ講師のハイブリッド指導」。基礎文法やビジネス表現を日本語でしっかり理解したうえで、実践的な英会話へ移行できるため、着実にステップアップしたい人にぴったり。
また、教材が独自開発で、ビジネスシーンを想定したリアルな対話練習が豊富。「メールでの依頼」「ミーティングでの意見発表」「海外出張での交渉」など、赴任後にそのまま使える内容ばかりでした。
体験レッスンの申込~当日の流れ

以下は、私が実際に体験を申し込んで参加したときの流れです。
体験レッスンの申込方法
ECC外語学院の公式サイトに「カウンセリング&無料体験レッスン」という申し込みページがあり、希望校舎・日時を選択するフォームがあります。(https://www.ecc.jp/)
申し込み後、校舎から電話にて確認連絡が来てレッスン予約が確定します。また来校前に事前アンケートに回答するよう案内があります。
当日の来校・受付
体験当日の流れはおおよそ以下の通りです(所要時間:1時間30分)。
- カウンセリング(約20分)
現在の英語レベルや、海外赴任で必要なスキルをヒアリング。
私の場合、「プレゼンや交渉で自信を持って話したい」と伝えました。 - レベルチェックテスト(約15分)
まずはネイティブ(オーストラリア人)とリスニング+スピーキング中心のテスト。英語で日常の出来事を説明する問題が出ました。日常に関するトピックで一問一答の簡単な受け答えでした。 - 実際の授業体験(約25分)
ネイティブ講師によるマンツーマンのレッスンで今回はEnjoy English というコースを体験。クライアントをごはんに連れて行き、日本料理について説明するシーン。特に文法や発音について指摘はなし。 - フィードバック+勧誘タイム(約15分)
ネイティブ講師がつけた採点表に基づき、カウンセラーによるフィードバック。レベルに合ったコースと海外赴任までのイメージを膨らませました。
カウンセリング
体験当日、校舎に到着するとロビーにて早速ヒアリング開始。事前に回答していたアンケートを基に詳しく現在の英語力やどんな対策をしたいかなどを聞かれます。軽くヒアリング内容に沿っておすすめのコース(レベル)を紹介されます。
ネイティブ講師によるレッスン
レベルチェック&レッスンで時間は40 分程度。構成はこんな感じ:
前半:レベルチェックテスト(約15分)
まずはネイティブ(オーストラリア人)とリスニング+スピーキング中心のテスト。英語で日常の出来事を説明する問題が出ました。日常に関するトピックで一問一答の簡単な受け答えでした。
後半:実際の授業体験(約25分)
ネイティブ講師によるマンツーマンのレッスンで今回はEnjoy English というコースを体験。クライアントをごはんに連れて行き、日本料理について説明するシーン。特に文法や発音について指摘はなし。
気になったのはネイティブの採点は応答のマルバツのみなので、文法の正誤のみしか反映されておらず弱点はあまり明確にはなりませんでした。ナチュラルなレスポンスの早さ、コミュニケーションのスムーズさ、発音、文章構築力等はあまり図られていない様子でした。ネイティブ講師による直接のフィードバックもありませんでした。
フィードバックと提案
レッスン後、カウンセリングスタッフとバトンタッチ。
ネイティブ講師がつけた採点表に基づき、カウンセラーによるフィードバック。レベルに合ったコースと海外赴任までのイメージを膨らませました。カウンセラーは実際に講師として授業を持っている方で、カウンセリングというより少し授業チックな感じ。テキストの紹介をしながら「この場面ではこのような表現を使うとよい→こういうのを学んでいく」といった説明の仕方。
その後、興味をもったコースの見積もりを発行してもらい無料体験は終了です。
メリット
- 日本人講師が文法・表現の背景をしっかり解説してくれる
- ビジネス英語専門コースが豊富(会議・交渉・Eメール対応など)
- レッスン中はネイティブ講師と英語でどんどん発話し、海外生活に向けての相談や海外赴任先での不安事を経験豊富な日本人スタッフに相談できる
デメリット
- 料金は中〜やや高め
- 宿題や予習が多い(定着に予復習が重要なことは承知していますが笑)
- マンツーマン専門ではないので講師との1on1を求める人には割高になる
- グループ中心の時間帯が多く、また、グループの場合は他スクールに比べて人数が多いかも
ECCと他スクール(AEON・NOVA)との違い
| スクール名 | ビジネス英語コースの特徴 | レッスン形態・料金目安* | 向いている人 | 注意ポイント |
|---|---|---|---|---|
| AEON (イーオン) 京都駅前校 | ビジネス英会話や転職・海外出張を意識したコースあり。 | グループ月額12,375円(45回/年)〜、マンツーマン1回あたり11,550円〜程度 | きちんとレッスンを継続したい・通いやすい立地重視 | 料金体系・コース詳細が少し幅があるので、事前に確認を。 |
| ECC外語学院 京都駅前校 | ビジネス英語のコースあり。会議・プレゼン、交渉などのシーン対応あり。 | 月額17,600円〜(グループ)から。 | 少人数グループで学びたい・定期的なスケジュールが組みやすい | マンツーマンレッスンだと料金高めになる可能性あり。 |
| NOVA(駅前留学NOVA) 京都駅前校 | 日常会話中心でビジネス英語にも対応 | 月謝制:月10,000円(税込11,000円)~というリーズナブルなプランあり。 | コストを抑えたい・通いやすく続けたい初心者向け | ビジネス英語の中・上級まで手厚いかは、他校と比較するとカスタマイズ時の料金が増える可能性あり。 |
| Berlitz(ベルリッツ) 京都駅前ランゲージセンター | ビジネス英語のプログラム豊富でニーズに幅広く対応。 | 入会金33,000円。マンツーマン40分×40回6ヶ月:総額約375,600円など | 質の高い講師・本格的にビジネス英語を身につけたい方向け | 料金が高めになりがち。受講ペース規定や契約内容を要確認。 |
| GABA(ガバ) 京都ラーニングスタジオ | 完全マンツーマン、目的別カスタムレッスン。 | レギュラープラン:45回 ¥351,450(税込)など | マンツーマンで集中して学びたい・仕事で成果を出したい人 | 通いやすさ・通学時間を確認。 |
※「ビジネス英語特化度」は校舎・コース内容に依存
比較すると、ECCは実践+安心ブランド+アクセス良さというバランス型。最高峰のマンツーマン特化型には及ばないかもしれませんが、コストと効果のバランスを考えると非常に現実的な選択肢かも。
英会話コース

ビジネス英会話コースは複数あり、無料体験レッスンにいくと予算を反映しつつ自分にあったプランを紹介してもらえます。
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実際どれくらい効果が出そう?
毎週しっかり通えば、発音・語彙・構文すべてを鍛えられる感じ。特にきちんとした英語を定着させるような指導が印象的でした。
こんな人におすすめ
- 半英会話だけでなく、文法・表現の根拠も理解したい
- ネイティブ講師との会話に加え、日本人講師の補足もほしい
- 駅前など通いやすい立地がよい
- 中途半端なスクールでは満足できない人
まとめ
ECCはバランス型スクール。Gabaのような完全マンツーマンほど自由度はありませんが、基礎を固めながら実践に強くなる構成。ベルリッツよりも柔らかい雰囲気で、講師が丁寧に指導してくれます。ECCは日本人が効率よくビジネス英語を伸ばせる環境を整えていると感じます。1対1の集中トレーニングで徹底的に鍛えたい人には、Gabaやベルリッツの方が合うかもしれませんが、ECCのようなグループレッスンでは同じように海外赴任を控える人と出会うことができるのも魅力のひとつ。

