天橋立&伊根の舟屋をひとりで巡りたい!でもどう行く?
費用を抑えながら効率よく京都駅から日帰りで「天橋立」と「伊根の舟屋」を両方を巡りたい!
はじめはレンタカーを借りるか公共交通機関を乗り継いでいく方法を考えていましたが費用も高く…。
そこで最終的に選んだのが 日帰りバスツアー。
別にツアーガイドの案内が欲しいわけではなく、ただ、効率よく回ってくれて行きたい2か所に連れていってくれるドライバーを得ることを目的に参加。最初はひとりでの参加に抵抗がありましたが、実際にはおひとり参加の人も多く、他のツアー客とも関わる機会はないので心配無用でした。効率面でも費用面でも満足ゆく旅になったので、今回は実際の体験を詳しく紹介します。
公共交通とツアー、どちらがお得?
公共交通で行った場合のシミュレーション
車なしで京都駅から天橋立・伊根を巡る場合、JRとバスを乗り継ぐことになります。
| 区間 | 交通手段 | 所要時間 | 片道料金 | 往復合計 |
|---|---|---|---|---|
| 京都駅 ⇄ 天橋立駅 | 特急「はしだて」 | 約2時間 | 約4,790円 | 約9,580円 |
| 天橋立駅 ⇄ 伊根 | 路線バス(丹後海陸交通 伊根線) | 約1時間 | 約400円 | 約800円 |
| 伊根湾めぐり | 遊覧船 | 約25分 | 約1,200円 | 約1,200円(1回) |
※食事代や天橋立のリフト代などは別途必要。
👉 移動だけで往復6時間&約11,580円。しかも乗り継ぎ時間を考えると効率的とは言えず。
ツアーで行った場合
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 費用 | 約95,00円(観光船代・リフト代・交通費込み) |
| 所要時間 | 朝8:30京都駅出発 → 17:45京都駅帰着 |
| メリット | 乗り換え不要・観光地を効率よく巡れる・入場料込み |
| デメリット | 時間が決まっているため自由度はやや低い |
👉 公共交通よりも安く、効率よく巡れるのが最大の魅力。
ツアーにひとりで参加する不安は?
正直に言うと、申込時にいちばん迷ったのは「ひとりでツアーに参加して浮かないかな?」という点。
でも、実際に参加してみると おひとり参加の人は想像以上に多い!私が参加した回では、全体の2割が一人参加で、女性ひとりも珍しくありませんでした。私のバスの隣の席はひとり参加の女性でした。同じようにひとり旅を楽しんでいる仲間がいるという安心感がありました。
実際のツアー旅程と体験記
出発(京都駅 8:30発)
集合場所は京都駅八条口。大型観光バスで出発です。座席は指定されていて、私は通路側。ゆったりとしたシートで快適に過ごせました。
伊根の舟屋(11:10〜13:20)
ついに念願の伊根の舟屋へ!
観光船に乗船(11:15〜11:40)

伊根湾に到着後、まずは伊根湾めぐり遊覧船に乗船。舟屋を海から眺められる25分のクルーズです。デッキに立つと潮風が心地よい。みんなが売店で売っているエサ(かっぱえびせん)をあげるので、船のまわりはカモメが間近で飛び交っていました。
舟屋群展望所(11:50〜12:30)


次は伊根湾を一望できる展望所へ移動。舟屋群がうつくしく並ぶ様子を眺められます。展望所にはレストランやおみやげやさんもありました。
舟屋エリアを散策(12:30〜13:20)


展望所から階段を下り、港沿いを散策。舟屋を間近で眺められ、カフェやお土産屋さんも点在しています。海を眺めてのんびり過ごしました。
天橋立(14:00〜16:00)
リフトでビューランドへ(14:00〜14:10)


次は天橋立へ移動。リフトに乗って山頂の展望台へ。山頂からの景色は「飛龍観」と呼ばれ、まるで龍が天に舞い上がるような景色。
山頂散策(14:10〜15:15)


名物「股のぞき」で上下逆さの景色を楽しだり、飛龍観回廊でさらに高いところから景色を見たり。ちなみに高所恐怖症のわたしは飛龍観回廊が怖すぎて手すりにつかまりながらがくがくぶるぶるしながら回廊を歩きました笑 ビューランドは遊園地のようになっていて、観覧車やスカイバイクなどアトラクションもあります。名物プリンやスイーツもで食べ歩きもたのしめます。
智恩寺&砂浜散策(15:30〜16:00)


リフトを降りてからは、文殊菩薩を祀る智恩寺や白砂青松の砂浜を散策。海水浴場はカニや魚が泳いでいるのが見れました。この辺りはおだやかでいい雰囲気。三景の風格を感じられる静かな時間でした。


砂浜近くにあるはしだて茶屋にて黒ちくわ。その場で焼き上げていただけるので熱々で、炙られた部分がとても香ばしくパリパリした食感。ちくわ自体もうまみが詰まっておいしかったです。
京都駅へ(16:00〜17:45)
帰りはそのままバスで京都駅へ直行。乗り換えの手間もなく、夕方には駅に到着。帰りのバスはぐっすり寝ました。
注意点メモ
気づいたことを忘れないうちにメモしておくと、現金多めに持っていくのと早い時間帯の観光が安心かもしれません。
- 現金しか使えないお店が多い
- 飲食店は15時や15時半で閉まるところが多い
- 平日は休業しているお店が多い(特に火・水あたりはやっていないお店が多いかも)
まとめ
おそるおそるのひとり参加でしたが、交通費おさえながら効率よく連れて行ってもらえたので楽ちんでした。外国人観光客の参加がおおくグローバルなツアーでガイドは日本語、英語、中国語の3カ国を話す人でした。なんとなく外国人観光客が多いこともあり、ひとりでもあまり周りの目を気にせずにいられました。
- 公共交通利用だと 約11,580円+観光代
- ツアーなら 約9,500円(観光代込)で効率的に観光可能
- ひとり参加でも心配不要。同じような人が多いので安心
- 車なし&効率的に日帰りで巡りたいなら ツアーがおすすめ
わたし自身はのんびりと公共交通機関を乗り継いでいく旅も好きなのですが、今回は料金と効率重視でいってみました。「ひとりで行きたいけどアクセスが不安」という方はぜひ参考にしてみてください。

