ハノイとホーチミンどっちにいくか迷った結果、どちらも行くことに。4日で2都市を回るタイトなスケジュールでしたが、雰囲気の違うまちを見比べることができておもしろかったです。実際に行ってきた女子ひとり旅プランをご紹介していきます。
旅程はこんな感じ。3泊5日で、観光したのは4日間。
■1日目:大阪15:30発 → ハノイ18:30着
■2日目:ハノイ観光&世界遺産ハロン湾クルーズ
■3日目:午前ハノイ観光 → 夕方ホーチミンへ移動
■4日目:ホーチミン観光 → 深夜1時発の便で帰国
■5日目:朝9時ごろ大阪着
最終日は深夜便だったので1日フルに観光できました。
【1日目】夕方着でも楽しめる!夜のハノイ旧市街を満喫
ノイバイ国際空港に到着後、エアポートバスで旧市街へ

エアポートバスを利用して空港から市内へ移動。空港を出てタクシーの勧誘を断りながら、バス乗り場へ。86番のバスが市内中心部に行くバスです。定刻19:35のはずが、19:59にようやく出発。座席の乗客が8割ほど埋まってから発車するスタイルのようです。旧市街までの移動時間は約40分ほどでした。
旧市街を散歩


旧市街にホテルを取っていたので、さっそく荷物をおいて夜のまちを観光。旧市街のター ヒエン ビアストリートにてビールを飲みました。活気あふれる夜の街はザ・ベトナムという感じで楽しかったです。
【2日目】世界遺産・ハロン湾日帰りツアーで絶景体験
事前にKlookで予約していた英語ガイド付きの1日バスツアーで、ハノイ市内から約3時間半かけてハロン湾へ向かいます。前日予約もOKでした。朝8時頃ホテル近くでピックアップしてもらいました。
12:30 クルーズ船でハロン湾へ

船上でシーフードランチ。6人で一卓のコースらしく、台湾人家族とマレーシア人夫婦と同じテーブルにてお食事。

竹のボートに乗ってルオン洞窟をくぐります。自分でカヤックをこぐか、ボートに乗るか選べましたがひとり参加なので今回はボートに乗りました。

続いてスンソット洞窟へ。階段の上り下りが結構きつかったです。


最後はティートップ島。島の頂上まで登って湾の景色をながめたり、ビーチ散歩したり。
21:30 ハノイ旧市街に到着


今夜は旧市街にてチェーを食べたり、ビールを飲んだり。とにかく暑くてよく汗をかくのでビールがすすむすすむ!
【3日目】午前中はハノイ観光→夕方ホーチミンへひとっ飛び!
この日は午後のフライトでホーチミンへ移動するため、徒歩とGrabを組み合わせて、さくさくとハノイの名所を巡りました。
朝ごはんは本場のバインミー

朝ごはんは「Banh Mi 25」で本場のバインミー!具材はバーベキューポークにしました。ラム肉が苦手な私は「 without pate」と言ってパテを抜いてもらいました。
ドンスアン市場

まず最初に訪れたのは、ドンスアン市場。1階はお菓子や雑貨、2階は衣料品。アオザイや刺繍雑貨、カゴ製品がたくさんありました。観光客だけでなく地元民もターゲットにしているのか、あまり客引きのやる気がなく、店員さんはみんなスマホいじっているのである意味お気楽に見て回れます笑
ハノイ トレインストリート

住宅とカフェが線路沿いにずらりと並んだスポット。今回は列車の通過時間には当たらずのんきに線路上を歩きました。列車がお店ギリギリを通過する様子をひとめ見ようと列車が来るタイミングには多くの人が押し寄せるんだとか。
ホーチミン廟

広大な敷地と整然とした庭園の中に、ベトナム建国の父・ホー・チ・ミンが眠る廟が堂々とたたずみます。
タンロン遺跡

そのすぐ近くにあるのが、世界遺産にも登録されているタンロン遺跡。歴代王朝の中心地だった歴史ある場所で、古代の宮殿跡や石階段、門などが残っています。観光客が少なく静かです。
ハノイ大教会(セントジョセフ教会)

フランスの植民地時代に建てられたゴシック様式の立派な大聖堂。教会のまわりにはおしゃれなカフェも多いです。
ホアンキエム湖

湖畔は地元の人たちがランニングや散歩を楽しんでいて、のんびりとした時間が流れます。

湖が見えるレストラン(Lake view 1983 Traditional Vietnamese & Vegan Restaurant)でランチにブンチャーを食べました。ブンチャーは甘酸っぱいタレに麺とカリカリのお肉や野菜をつけて食べる料理。シソにハーブに香りがすごくておいしかったです。
チャンティエン プラザ
湖近くのショッピングモールに寄りました。清潔で高級感のある内装で、ハイブランドも入っています。
18:15 ハノイ発、ホーチミンへ
国内線でホーチミンへ移動。フライト時間は約2時間。機内で一眠りしている間にすぐ到着です。
22:00 ホーチミンの夜を少しだけ散策
ホテルに荷物を置いた後、短時間だけ市内を散策。ハノイに比べて街全体が近代的で、ネオンが多く、街のスピード感も上がった印象。
バイクの多さはハノイと同じですが、道幅も広く、どこか都会的。夜遅くまで営業しているおしゃれなカフェやバーもありました。
【4日目】ホーチミンを歩きたおす
最終日は、ホーチミンをまるっと1日かけて観光。
朝はやっぱり、フォーからスタート

ベトナム最後の朝はやっぱりフォーで締めたい!ということで、Cat Tuongにて朝ごはん。鶏ベースのあっさり味で、朝でもぺろりと食べられました。レモンの酸味にパクチーの香りがふわっと香ってきておいしかったです。
王道のベンタイン市場でお土産探し

朝食後は、観光の定番ベンタイン市場へ。観光客向けのお土産がそろっていて、ベトナム雑貨やコーヒー、バッグや洋服など種類豊富。お店を見て回っていると、日本語・韓国語・中国語のいずれかで話しかけてきます。
サイゴンセンター&高島屋ショッピング
すぐそばのサイゴンセンターと高島屋ホーチミンへ。日本と同じ「高島屋」の雰囲気で、ローカルブランドから韓国コスメ、日系レストランまでなんでもそろっていて安心感ばつぐん。冷房がきいているので、避暑地として、また、急な雨でも時間をつぶせるスポットです。
サイゴン川沿いでひと休み

サイゴン川を見てみようとRiverside Parkの方に散歩に行きました。ただ、あまり観光向けではなく、そこまできれいではない川とビルが見えるだけでした。

近くのカフェでエッグコーヒーを飲んだのですが、とんでもなく濃厚でスイーツみたいでした。
コロニアル建築めぐりで映え散歩
続いてはホーチミンのヨーロッパ風建築めぐり。

ホーチミン市人民委員会庁舎は、かわいらしいデザインの建物。

すぐ近くのホーチミン歌劇場(オペラハウス)へ。建物の前では卒業式?の記念撮影が行われていました。


サイゴン中央郵便局へ。中にはかわいらしいおみやげがたくさんありました。
ちなみに、すぐ近くにサイゴン大教会がありますが、あいにく工事中でした。
ブックストリート

サイゴン中央郵便局のとなりにある観光客にも人気のNguyen Van Binh通り(ブックストリート)。おしゃれな本屋とカフェが並んでいて、雰囲気が気に入りました。
ピンクの教会でときめきタイム
バスで移動し、タンディン教会(ピンクの教会)へ。全身ピンクで写真映えばつぐん。周辺にもカフェや雑貨屋がちらほらあって、散策も楽しいエリアでした。
ローカルグルメの宝庫、Ben Nghe Street Foodでランチ


ランチはベトナムの料理が集結するフードコートBen Nghe Street Food Marketで生春巻きとビール。生春巻きにつけるタレはうまみ凝縮で春巻きのおいしさを引き立てていました。
サイゴンコンセプトでおしゃれ雑貨ハンティング
MRTに乗って、サイゴン川を渡った2区にあるタオディエン地区にも足を運びました。タオディエン地区にはおしゃれなレストランやセレクトショップがどんどん増え注目を集めているようです。


小さな商業施設、Saigon Concept(サイゴンコンセプト)は衣料品、おみやげ、絵画、ソンベ陶器などをあつかうハイセンスなお店が集まり、日本でいう代官山のような雰囲気。
レストランでローカル料理

夜ごはんは、ベトナム料理のレストラン、A Taste Of Saigon – Kitchenでバインセオを食べました。そのまま切って食べるのかと思いきや、ライスペーパーの上に適量のバインセオ皮と葉物野菜を包んで、タレにつけて食べるのが正解らしい。現地の食べ方をレクチャーしてもらいました。
最後はマッサージで全身リセット
帰国前の締めは、レストラン近くのスパ、Zen Spa Foot and Body Massageでフット&ボディマッサージ。1時間たっぷり揉みほぐしてもらって、心も体もとろけるような気分に。旅の疲れがすっと抜けて、飛行機移動にも備えられました。ここのスパ、1時間やってもらって1900円くらい、しかもチップが含まれているのがありがたい。
深夜1時発の便を目指し、Grabタクシーで空港へ出発。
短いながらも、ホーチミンの「かわいい・おいしい・異国情緒」をギュッと詰め込んだ大満足の一日でした!
感想
- ハノイとホーチミン、2都市の個性が全く違って楽しい!
- とにかくエネルギッシュな国で朝から夜までにぎやか。
- 英語が通じやすく、ひとりでも過ごしやすい
- グルメもカフェも映えスポットも全部充実!
- 物価が安く贅沢気分を味わえる(ホテルもスパもタクシーもビールも全部安!)