今回はバンコクからアユタヤの行き方、アユタヤ市内の移動手段、アユタヤ市内のまわり方などはじめてのアユタヤ旅行で気になるアレコレを解説していきます。
3日目：アユタヤへ日帰り旅行
初心者かつ節約派の方におすすめなのは、バンコク市内から国鉄でアユタヤへ行き、アユタヤ市内は自転車でまわること。国鉄ならGoogleマップで行き方を検索したとおりに行けるので簡単。市内の移動は自転車が一番便利かつトゥクトゥクと違ってめんどうな交渉も必要なし！各観光スポットのそばに自転車置き場があるので自転車を停める場所を探す必要もありません。
09:30 国鉄でアユタヤへ
クルンテープ・アピワット中央駅からアユタヤ駅までのチケットを窓口で購入。チケットは20バーツ。渡されたチケットにNo seat との印字があり、チケット買ったのにNO seatってどういうこと？と思いましたが、どうやら「シートNo.がないので、空いてる好きな席に座って良い」ということらしい。自由席を意味しているだけでした。
列車にのると、まさに「旅をしている！」という気分になれます。列車の荷物棚にはバックパックがギッシリ詰められ、車内では古い扇風機がまわり、いろいろな民族のにおいが漂う。おばあちゃんがお弁当を、おじいちゃんがお菓子を次々と車内で売り歩いています。
社内には冷房はありませんが外からの風が涼しいので、半袖一枚で冷房がなくても大丈夫でした◎ 車窓からの景色をぼんやり眺めるのが心地よかったです。
11:30 アユタヤ観光スタート
駅がレトロでかわいい！！
アユタヤ駅を出たら、そのままトゥクトゥクやツアーの勧誘をことわりつづけ、一直線に川の方へ向かいます。（30mくらいずっと勧誘でついてくるおばさんもいましたが笑）
川を渡る手前で自転車を借りないように気をつけてください！というのも自転車はボートの中に持ち込めるのですが、いちいちボートを自転車で乗り降りするのはめんどうなのでおすすめしません。
川を渡るのに片道10バーツ。現金のみ。集金するところが一か所なので行きは先払い、帰りは後払い。
自転車をレンタル
川を渡った先のボート乗り場のすぐそばにあるDecember houseで自転車をレンタル。料金は60バーツ。自転車を借りるのに必要なのはパスポートの提示もしくはデポジットの支払い。パスポートを提示すると、コピーを取られて返却されます。
レンタサイクルのお姉さんも愛想がよく、人気スポットを網羅した市内のまわり方を教えてもらいました。グリーンのマーカーのところがおすすめのサイクリングルートらしい。
他にもレンタサイクル屋さんはたくさんありますが、いちばん楽なのが、川を渡ってすぐのところだと思います。探せば60バーツより安く借りれるところもあるかもしれないけど、探す手間と返却の手間を考えたらパッと借りられちゃった方が良い気がします。
アユタヤ観光スタート
お姉さんに教えてもらったおすすめのサイクリングルート通りに周遊してみることに。
①ワット プラ マハータート
②ワット ラーチャブーラナ
③ワット プラ シー サンペット
④ウィハーン プラモンコンボピット
⑤ワット プララーム
⑥アユタヤ・エレファント・パレス
⑦ワット ローカヤスター
アユタヤの歴史にうとい人でも楽しめるような有名観光地に厳選されていて、かつ、自転車で効率よく観光できたので特にこだわりのない人はこのルートがおすすめです。
12:00 アユタヤ名物ボートヌードルを堪能
ランチは、クイッティアオルア メイ プラニーにて、アユタヤ名物のボートヌードルをいただきました。
メニューはタイ語のみですが、店員さんが英語で「ポークヌードルとビーフヌードルがあるよ、どっちがいい？」と聞いてくれます。今回はポークを選択。ナンプラーがよくきいた濃厚スープでおいしい。ランチはたったの70バーツ（ポークヌードル40バーツ+スプライト15バーツ+チップ5バーツ）でした。
12:30 観光スポットめぐり
自転車で遺産めぐり。
木の根っこに覆われた仏頭が有名なワット プラ マハータート。写真ではじめて見たとき、ぜひこの目で見たいと！と心ときめいたこの不思議な仏像の頭。日光の当たり具合もうつくしく、おだやかにほほえむ仏頭のお顔からなんだかパワーをもらえました。
ワット ラーチャブーラナ。門をくぐるとどーんと現れる立派な塔が現れます。塔は階段で上まで登れて窓から遺跡群を見下ろすことができます。
ワット プラ シー サンペット。教科書なんかでもよく見る3つの塔が並んだ有名な寺院。ここの寺院にはアユタヤ王朝のうちの3人の王の遺骨が納められているそうです。よく晴れたいいお天気だったこともあり、仏塔の立派さが際立っていました。非常に暑いのでサングラス・日傘必須です。ちなみに日傘は無料の貸出があります。
アユタヤエレファントキャンプへ巨大なゾウを見に行きました。ここではゾウに餌をあげたり、写真を撮ったり、ゾウに乗ってアユタヤ公園をまわることができます。想像以上のデカさにおどろきました。ゾウたちが幸せであることを願って去りました笑
ワット ローカヤスター。巨大な涅槃仏で有名ですが、まさかの工事中でした。
15:00 ローカル料理店でパッタイ
お腹が空いたので、サイクリング中見つけたローカル料理店でパッタイを食べました。ぷりっぷりのエビにさまざまな調味料が絡み合った甘口のソースがクセになるおいしさでした。
15:30 自転車を返却
借りていた自転車を返したら、再びボートに乗って駅のある方の岸にわたります。ボートは満席になるほどの人数が集まったら出発。
16:00 国鉄に乗ってバンコク市内へ
アユタヤ駅に到着。バンコク行きのチケットは駅のチケットブースで買えます。時間が来たら、線路の向こう側に渡って電車に乗り込むので、周りの人の動きによく着目しておいてください。駅員さんたちが、何かをタイ語で叫び始めますのでそれが合図です。私は乗り場がよくわからず不安だったのでそのおじさんにチケットを見せて、どこで待っていたらいいか聞いたところ、電車が来たタイミングで「これに乗れ！」と教えてくれました。周りの観光客もみんなバンコク市内に行くので同じ動きをしていれば大丈夫です。
