バンコクひとり旅3泊5日プラン

海外旅行

飛行機で約7時間で異国情緒を存分に満喫できるタイの首都、バンコク。私が実際に4日間でまわったバンコクひとり旅プランをご紹介していきます。歴史的遺産めぐりに活気あふれるマーケットで美味しいグルメを楽しみ大充実の4日間になることまちがいなしです。

1日目:バンコク到着、まずは街歩きとローカルフードを満喫

19:00 バンコクスワンナプーム国際空港に到着

空港から市内はエアポートレイルリンク(ARL)を利用。駅も空港に直結しているので空港内の「Airport Rail Link」の表示の矢印に従って歩いていけばたどりつけます。チケットの買い方もその場にいるスタッフが教えてくれます。バンコクの自動券売機はシンプル。

①Englishボタンをタップして言語を切り替える
②画面に路線図が表示されているので、その路線図上から行きたい駅を直接タップ 
③表示された金額を入れる

以上!もし分からなくても有人の窓口でも買えるのでご安心ください。
注意点として、乗り換え先のチケットをまとめて買うことはできません。乗り換えが必要な場合は、まずは乗り換える駅までのチケットを購入し、乗り換え時に改めて次の行き先までのチケットを買う必要があります(違う会社が運営している電車のため)

20:30 ナイトマーケットでローカルグルメを堪能

宿泊先の近くにあるナイトマーケット「パッポンナイトマーケット」にて夜ごはん。

「レッドタイ」という屋台でいかにも屋台めしらしいヌードルを食べました。レモンとアーモンドがアクセントになっておいしかったです。

2日目:ダムヌンサドゥアック水上マーケット& メークローン鉄道市場

09:30 ダムヌンサドゥアック水上マーケット

水上マーケットは朝が一番活気があるそうなので、朝イチで40分間のクルーズに乗船。

まずは水上で生活する民家あたりを通りました。朝の風が気持ちよいです。

そしていよいよマーケットへ。タイの雑貨やおみやげ、ココナッツアイスやフルーツなどのデザート系など多種多様なものがボートの上で売られており、次から次へと声をかけられます。ちょっと興味を示すと、ボートのフチを手で掴んで船を止めらることも!笑 もう水上は船で大渋滞、とても活気に溢れていておもしろいです。

水上マーケットではココナッツアイス(60バーツ)とマンゴースティキーライス(60バーツ)をゲット。ココナッツアイスはやさしい甘さとココナッツの風味が口の中にふわっと広がります。マンゴースティキーライスは甘くとろける濃厚マンゴーと少し塩味のあるもち米の相性がバツグン。

水上マーケットは基本的に土日のみの開催らしいのですが、今回は平日でもやっているということで、ダムヌンサドゥアック水上マーケットへ行きました。観光客向けのマーケットでしたがすっかり南国気分をたのしめました◎

13:00 メークロン市場

線路沿いに野菜や果物、雑貨などの商店が並ぶメークロン市場。線路ギリギリに商品を並べているので、列車が通るたびに店のテントをたたみ、列車が通り過ぎると、再び広げて商売を再開します。

メークロン発メークロン着
6:208:30
9:0011:10
11:3014:30
15:3017:30

2024年12月時点での時刻表はこんな感じ。電車が来るまでマーケットでおみやげを見たり、ごはんを食べたりして時間をつぶします。

地元の人しかいなそうなお店でトムヤムヌードル(50バーツ)を食べました。スープがレモンの酸味でおいしい。

14:22 「電車が来るよ、赤いラインに下がって」というような内容のアナウンスが流れました。観光客が山のように線路に押し寄せてきて、電車が来る瞬間を待ちます。

14:30 ついに電車が来ました!かなり低速運転ですが、電車が目の前に近づいているのにギリギリまで線路のど真ん中で動画を撮る観光客なんかもいるので、いつ事故が起こってもおかしくない状態。スリリングでおもしろいです。そしてお店の人たちは電車が通り過ぎるとすぐにテントを広げて営業再開。

19:30 ザ・ワン・ラチャダーにて夜ごはん

バンコクに戻ってきて、人気のナイトマーケットの1つ、ザ・ワン・ラチャダーへ。
市内からバスで移動したのですが、夕方のちょうど渋滞がピークの時間だったこともあり、全然バスが進まず30分以上遅延しました…17:00〜19:00あたり時間帯のバスの利用は避けるのが吉です◎

今夜はグリーンカレー。辛くて全身の汗腺が開きましたが、ココナッツとレモングラスなどのハーブがとろけ合った豊かな味わいでスプーンを口に運ぶ手がとまりませんでした。

3日目:アユタヤへ日帰り旅行

バンコク市内から世界遺産アユタヤへ電車で行きました。

11:30 アユタヤ観光スタート

アユタヤ駅到着。アユタヤ駅を出たら、ずっと一直線に川の方へ向かいます。

川はボートで渡ることができます。ボートは片道10バーツ。集金するところが1箇所なので、行きは先払い、帰りは後払いです。

川を渡ってすぐにあるディッセンバーで自転車を借りました。料金は60バーツ。自転車を借りるのに必要なのはパスポートの提示もしくはデポジットの支払い。パスポートを提示すると、コピーを取られてすぐに返却されました。

おすすめのサイクリングルートを教えてもらったので、ルート通りに周遊してみることに。

ワット プラ マハータート
ワット ラーチャブーラナ
ワット プラ シー サンペット
④ウィハーン プラモンコンボピット
ワット プララーム
⑥アユタヤ・エレファント・パレス
ワット ローカヤスター

アユタヤの歴史にうとい人でもたのしめるような有名観光地に厳選されていて、かつ、自転車で効率よく観光できたので特にこだわりのない人はこのルートがおすすめです。

12:00 アユタヤ名物ボートヌードルを堪能

ランチは、クイッティアオルア メイ プラニーにて、アユタヤ名物のボートヌードルをいただきました。

メニューはタイ語のみですが、店員さんが英語で「ポークヌードルとビーフヌードルがあるよ、どっちがいい?」と聞いてくれます。今回はポークを選択。ナンプラーがよくきいた濃厚スープでおいしい。ランチはたったの70バーツ(ポークヌードル40バーツ+スプライト15バーツ+チップ5バーツ)でした。

12:30 観光スポット巡り

自転車で遺産めぐり。

木の根っこに覆われた仏頭が有名なワット プラ マハータート。写真ではじめて見たとき、ぜひこの目で見たいと!と心ときめいたこの不思議な仏像の頭。日光の当たり具合もうつくしく、おだやかにほほえむ仏頭のお顔からなんだかパワーをもらえました。

ワット ラーチャブーラナ。門をくぐるとどーんと現れる立派な塔が現れます。塔は階段で上まで登れて窓から遺跡群を見下ろすことができます。

ワット プラ シー サンペット。教科書なんかでもよく見る3つの塔が並んだ有名な寺院。ここの寺院にはアユタヤ王朝のうちの3人の王の遺骨が納められているそうです。よく晴れたいいお天気だったこともあり、仏塔の立派さが際立っていました。非常に暑いのでサングラス・日傘必須です。ちなみに日傘は無料の貸出があります。

15:00 ローカル料理店でパッタイ

お腹が空いたので、サイクリング中見つけたローカル料理店でパッタイを食べました。ぷりっぷりのエビにさまざまな調味料が絡み合った甘口のソースがクセになるおいしさでした。

16:00 電車に乗ってバンコク市内へ

借りていた自転車を返したら、再びボートに乗って駅のある方の岸にわたります。ボートは満席になるほどの人数が集まったら出発。

アユタヤ駅に到着。バンコク行きのチケットは駅のチケットブースで買えます。時間が来たら、線路の向こう側に渡って電車に乗り込むので、周りの人の動きによく着目しておいてください。駅員さんたちが、何かをタイ語で叫び始めますのでそれが合図です。私は乗り場がよくわからず不安だったのでそのおじさんにチケットを見せて、どこで待っていたらいいか聞きましたが、周りの観光客もみんなバンコク市内に行くので同じ動きをしていれば大丈夫です。

18:30 ジョッドフェアナイトマーケットにて夜ごはん

今夜はタイの定番、ガパオライス。それとビール。ガパオの辛さ、0〜3のレベルのうち、2を選択したら結構辛かったのです。とろける目玉焼きにスパイシーなお肉、辛いソースのようなものを混ぜ合わせて…やはり本場のガパオは香り豊かでおいしかったです。

4日目:バンコク市内を観光

10:00 アイコンサイアムでショッピング

宝石箱のように素敵なショッピングモール。全部で500以上のお店が入っており、世界的高級ブランドからタイのローカル店まで幅広いので見ていてたのしいです。

特筆すべきは、1階のSOOKSIAM (スックサイアム)。水上マーケットを再現したタイの各地方の物産展で、おみやげを買ったり、屋台風のお店でタイ料理を満喫できます。まるでテーマパークのような世界観の作り込みでした。

11:30 ワット・アルン

「暁の寺」として知られるワット・アルン。バンコクを代表する大人気スポットで、塔のまわりはすごい数の人で溢れかえっています。タイ衣装を着た人たちが塔をバックに良い写真を取ろうと必死になっていました。

陶器の破片で装飾された塔は近くで見ると細部まで繊細に作られており、柄もかわいらしいです。

12:30 ランチ

ワット・アルンからワット・ポー近くに水上ボートで移動し、ランチ休憩。ワット・ポー近くのローカルレストランでトム・カー・ガイという鶏肉と香味野菜のココナッツミルクのスープを食べました。まろやかなココナッツスープの中にハーブや薬味がたくさん入っていて、香りが次々と口の中に広がります。甘味、酸味、辛味、塩味が絶妙に混ざり合った絶品でした。

13:30 ワット・ポー

巨大な涅槃仏で有名な寺院、ワット・ポー。全長46メートル、高さ15メートルもの涅槃仏は、金箔で覆われた壮大な姿で横たわっています。

足の裏にも注目。緻密な細工で108の仏教の象徴が描かれているらしいです。

15:30 カオサン通り散策

バックパッカーの聖地、カオサン通り。東南アジアらしい活気あふれる雰囲気をたのしめます。屋台がたくさんありますが、あまりお腹が空いていなかったのでまたの機会に。

16:00 タイ古式マッサージ

今回はカオサン通り近くのシュワースパにて、1時間のタイ古式マッサージ。まずは2階で足を洗ってもらい、3階のマッサージのお部屋へ。マッサージのお部屋はハーブのような香りが漂い、静かで、隣とはカーテンで仕切られているのでプライバシーが保たれていてとてもリラックスできました。とても上手なベテランスタッフさんに担当してもらえたので、力加減はちょうどよく、終わると体が軽くなりましたし、翌日も揉み返しが来たりすることもなく大当たりでした。ぜひまたリピートしたいです。

18:00 チャオプラヤー川で夕日から夜景を

夕日の時間帯を狙ってチャオプラヤー川を水上ボートで移動。観光クルーズに申し込まなくても、水上ボート移動するだけで十分クルーズ気分を味わえました。あと20〜30分早かったらちょうどワット・アルンと夕日のコラボを見れたかなあと思いつつ、チャオプラヤー川上から夕暮れ時の景色と夜景をどちらもたのしむことができ大満足です。

19:00 ナイトマーケットでローカルフードを満喫

今夜はパパイヤのサラダであるソムタム、タイのローカルスイーツであるバナナロティ、タイといえばなマンゴースティッキーライスなど、屋台でいろいろと食べました。

23:00 バンコクスワンナプーム国際空港へ

市内からエアポートレイルリンク(ARL)で空港へ。

空港内には、MAGIC food pointという深夜帯も空いている食堂があったので、ここでフライトまでの時間を潰しました。リーズナブルな価格で、バンコク最後のストリートフードをたのしめます。

感想

ローカルグルメに寺院巡りにマッサージにショッピング…お腹も心も体も大満足な4日間となりました。バンコクの街は急速に発展していて先進的なビルが立ち並ぶ一方、路地を散策すれば、まだまだザ・東南アジアなカオスな感じをたのしめます。とにかくエネルギッシュな街で、ひとり旅でもたのしい、というか、ひとり旅だからたのしい。タイにハマり、何度も訪れる人がいる通り、独特な魅力が詰まっていました。リピート確定です。

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