アテネからサントリーニ島へ日帰りで行ってきました!早朝から深夜までかなりタイトなスケジュールでしたが、ギリシャの美しさを全力で目に焼き付けてきたのでその時のことをつづってみます。
サントリーニ島は日帰りでも十分楽しめます!ただ夏は特に、夕日がしずむところを最後まで見届けたかったら一泊するのがおすすめです!
7:00 アテネ → サントリーニ島
私は前日にアテネの空港近くのホテルに泊まっており、国内線に乗ってサントリーニ島に行きました。
利用したのはエーゲ航空。アテネの国内線は驚くほどスムーズでした。
前日にメールが送られてきて、オンライン上でチェックインを済ませることができるので、当日空港に着いたら荷物検査をしてそのまま搭乗ゲートに行くだけでOK。
また、前日の時点ではゲートがどこか決まっていないのですが、それも登場時間が近づくとメールで教えてくれます。電光掲示板に張り付かなくてもメールを確認すればいいのでとても便利です。
飛行機では水とお菓子が支給されました。
7:50 サントリーニ島到着
サントリーニ空港についたら、ローカルバスに乗ってまずはティラに向かいます。ちなみにサントリーニ島で1番安い移動方法がバスです。
ローカルバスの乗り場は空港を出るとすぐあります。ちょうど停まっていたバスの運転手に聞くと、ティラに行くとのことだったのでそのまま乗ってみました。
バス停のところに時刻表が見れるQRコードがあるので、もしバスが来ていなければそちらを確認してみるといいと思います。
事前にチケットを買う必要はなく、バスの中で集金係にお金を渡すスタイル。その集金係はバスが出発するとお金を回収しに来ます。値段は€1.6でお支払いは現金のみでした(2022年8月時点)
バス停のところに時刻表が見れるQRコードがあるのでもしバスが来ていなければそちらを確認してみるといいと思います。
バスに乗って5〜10分ほどですぐにティラにつきました。
ティラ (Fira) の街を散策
朝9時前だとまだ観光客も少なく空いていて回りやすいです。
崖の上に建っており海を望めるGalini Cafeで朝ごはんを食べました。
店内はわたし以外全員カップル。ひとりで入るには場違い感がすごかったのですが、テラスから眺める海の景色を満喫できたのでよし!笑
イメロヴィグリ
ティラから海を左手に見ながら歩いていくとイメロヴィグリに着きます。イメロヴィグリは高級ホテルとレストラン、カフェが立ち並ぶ町です。
スカロス岩ハイキング
イメロヴィグリから、人の流れにつられて左の方(海側)に進んでいったら、スカロス岩にたどり着きました。
スカロス岩には徒歩で登れるハイキングコースがあり、上に登ると島全体を見渡す絶景が広がります。遠くまでずっと続く青く広大な海にいやされました。
岩の周りをぐるりと下っていくと、かわいらしい教会(Church Mother of Lord Theoskepasti)が現れます。ここ、おもしろいことに上に登れるんです。教会からの眺めもまた最高でした。階段が多く上り下りもたくさんありましたが、行ってよかったです◎
ティラ (Fira) 散策
ティラの町をぶらりと散歩しておみやげやさんでかわいい雑貨や洋服を見たり。白地に金色の装飾がほどこされたワンピースはサントリーニ島の風景に本当によく合うんですよね。ついつい欲しくなります。
おやつにギリシャヨーグルトを食べました(ちなみにギリシャヨーグルトにハマりすぎてサントリーニ島で3回食べます笑)濃厚でミルクの味が濃くてたまらない!そして味はピスタチオ+はちみつ+オリーブオイル+チーズとういう最高の組み合わせです!
ティラ (Fira)→ イア (Oia)へ
さて、あの有名な青いドームの景色と夕日を追い求めてイアに出発。
空港からティラに来た時に着いたバス停に再び戻る。そのバス停に戻るとちょうどイア行きのバスが停まっており、「イア!」と叫んでいる声がしたのでそれに乗り込みました。
サントリーニ島のバスは、係の人が行き先を叫んでいるから意外とわかりやすいです。
青いドーム
ついにあの有名な青いドームとご対面。念願かなって幸せでした。
やはりここは大人気で写真待ちの列ができていました。
イアはティラ以上に見どころ満載で、かわいい街並みに始終大興奮。青と白のコントラストが目を引く建物群は、どの角度から見ても絵になる美しさ。カフェやギャラリーをのぞきながら散策を楽しみます。
夕日
18時ごろになると太陽の位置も下がってきて続々と夕日に向けてみんなが準備を始めます。
夕日が見える人気スポット「キャッスル跡」に行ってみたらすでに多くの人が集まっていました。
夕日は大体20時20分ごろだけど、ガチ勢は夕方18時前にいい場所を確保してみんなでお酒を飲んだりしながら待つらしい。
音楽がかかってロマンチックでいい感じな雰囲気づくりがされています。ひとりだと2時間半も待てないけどみんなでワイワイしながらなら待てるかも。
とはいえ、ティラで会った人から「22時の飛行機だったら夕日は諦めた方がいいよ」とアドバイスをもらっていたので、わたしはここで、夕日が沈むまで残るか否かとても迷いました。夕日は20時を過ぎないと見れないし、何より道が人で埋まるので自由に身動き取れずにバス停にたどり着くのに時間がかかる。皆同じことを考えているので、夕日が終わった直後は非常に混みます。タクシーを使ったとしても空港までの道は渋滞がひどくて飛行機に乗り遅れる可能性も高いとのこと。
うーん、飛行機を逃すわけにもいかず、夕日は途中まで見て早めに帰ることに。
思ったとおり、夕日がもうすこしで沈みそうないい感じの時間帯、19時前後からものすごい数の人で道は混み始め、身動きが取りづらくなり、ところどころ道が詰まって足を止めなければいけない場面もありました。
20:00 イアから空港へ
イアから空港への直通バスはないので一度、ティラのバス停に戻る。
20時ちょい過ぎにバスが出発し、しばらく走っていると、
なんときれいなオレンジ色の夕日がバスの窓から見えました!
あきらめていた夕日がひょっこり現れたときの感動は忘れられません。
これが海に沈むところをいつか大切な人と見たい!と心にちかいました。
夕日はティラへの進行方向の左側に見えるので、夕日前に空港に行く方は左側の席の窓側がおすすめです。
ティラのバス停に到着すると、ティラから空港に行くバスを待つ乗客がバスターミナルにあふれており、1台のバスでは入りきらずもう1台出す始末。早めに移動しておいて正解でした◎
なんとか空港につき、飛行機が出るまで約1時間前、少し余裕を持って到着することができました。
帰りの飛行機では1時間もかからないフライトなのにペットボトルのお水とチョコレートクッキーが配られました。
感想
広大なエーゲ海の青、白い建物の美しさ、そして夕日の感動。これらすべてが詰まった極上の1日となりました。
日帰りでも有名どころは回れて満足ですが、夏は特に大混雑で道は詰まり、渋滞もすごい。夕日が完全にしずむのは20時以降なので、ゆっくりしたかったら一泊した方が良い気がしました。
そして、ロマンチックなところなのでひとり旅だとちょっとさみしくなります!笑 次回は大切な人と一緒に来たいものです。
ちなみに、サントリーニ島は日差しが突き刺さるように強く、サングラスをしていてもまぶしいレベルです。日焼け対策は必須です!